老後資金の心配を無くすために

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米国株と日本株の大きな差

前回の記事で、日本人とアメリカ人の資産の伸び率に大きな差があることに触れた。その差は、日本人とアメリカ人で持っているお金を投資しているかどうかの差が大きいと書いたが、それ以外にも原因がある。

それは、米国株と日本株の圧倒的な上昇率の差である。

例えば1990年に米国株と日本株を100万円分ずつ購入していた場合 (米国株は、ドルで購入したものとする)、2019年には、下記のような差が生まれている。

日本株(TOPIX)  : 90.5 万円

米国株(S&P500) : 919 万円 (為替差は考慮しない)

※TOPIXとは、東証一部の全銘柄から算出される株価指数。

 S&P500とは、アメリカの代表的な500社から算出される株価指数。

日本人としては、この差には正直寂しいものがある。30年前に購入した日本株は、100万円から90.5万円になってしまうのでは、だれも株を買いたくならないだろう。これが日本株の現実である。もちろん日本株でも成長株もあり、購入する銘柄を選び抜くことでお金を増やしている人もいる。だが、TOPIXが下がっているということは、全体が下がっているということだ。その中でプラスの成績を残せるのは、投資のプロか一部の運の良い人だけであろう。

それに対し、米国株の代表的な500社の株価指数であるS&P500は、30年で9倍に増加している。この環境であれば、投資の素人でも適当に買っているだけでプラスの成績になりそうだと思われないだろうか。

投資先には米国株が良い

この米国株と日本株の成長率の圧倒的な差が日本人とアメリカ人の投資に力を入れるかどうかの差になっているように思われる。日本人か日本株を購入しないのは、ほとんどの人にとって正解なのだと思う。一部の人しかプラスにならないのだから。

それに対し、米国株の上昇率は素晴らしいものがある。30年で9倍になるのであれば若いうちから備える事で、老後資金も何とかなりそうな気持ちになってこないだろうか。

過去の成績を見る限り、購入すべきは米国株だと思われる。S&P500は、最近の30年に限らず、200年前から見ても上昇をし続けている実績がある。もちろん今後の世界情勢によっては、米国株の成績がイマイチな期間も出てくるだろうとは思う。だが、過去の実績だけでなく米国株には、今後も期待出来る背景が整っているように思う。次回は、米国株が今後も期待出来る理由について、述べたい。

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