資産運用のススメ 日本株と米国株

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株式投資のイメージ

今回は、年金2000年問題から声高に騒がれだした (騒がれたのは一瞬で多くの方が忘れてしまっている気もするが・・) 老後の資金不足問題に対しの資産運用について、触れたい。

資産運用にも様々な種類がある。外貨預金、貯蓄型保険(円建て、外貨建て)、FX (自動売買、マネージドアカウントなど)、不動産投資 (中古戸建て、新築ワンルームマンション)、債権 (国債、社債)、金・プラチナ、仮想通貨、ソーシャルレンディングと今から新規に資産運用を始めようという方には、選択肢が多過ぎることもあり、戸惑うばかりだと思う。

その中でも今回は、資産運用の中でも王道とも言える株式投資について触れたい。正直、株式投資は上記の資産運用の中でも手堅い部類と思っている。

だが、日本人の多くは、株式投資が嫌いだ。嫌いというか大損するイメージが強く怖いものと認識されている気がする。周囲でも株の話をしだすと急に皆遠巻きに見る雰囲気になる感じを受ける。まあ、構わず話を続けるのだが、しっかり話を聞いてくれる者だけが、株式投資に興味を持ち、始めてみようと思ってくれるようだ。多くの方は、株に対して心にシャッターがあるかのように聞き入れる心構えも無い。一度、真剣に聞いてみて、ダメだと判断が付けば始めなければ良いだけだが、自分の知らない情報を取り入れるのすら嫌がるようだ。非常に残念な傾向である・・。

日本株と米国株の圧倒的な成績差

とはいえ、ここまで日本で株のイメージが悪いのもわからないでも無い。

理由は、下記のグラフで示されていると思う。

グラフは、1985年から2020年の日本株 (日経平均)と米国株 (NYダウ)の推移である。

1985年から2020年の間の両者の差異は下記となっている。

 日本株(日経平均) : 2倍 (11810.10円 → 23600.16円)

 米国株(NYダウ) : 23倍 (1238.16ドル → 28746.52ドル)

とんでもない差だ・・。倍率の差もさることながら、もう1つ注目すべき点は、日本株は、いまだ1989年のピーク時の株価を超えられていない点にある。1989年時に株を買っている場合、いまだに損失がある状態ということだ。

私の祖母も生前に株なんて買うんじゃ無かったとぼやいていたのを覚えているが、おそらく1989年までの上昇時に購入してしまっていたのだろうと思われる。

30年ほど前のピークを越えていないため、日本株を昔から持っていても損失を出す経験談ばかり聞こえてくるのは、仕方が無いことだ。

それに対し、米国株では多少の上下はあるが、ずっと右肩上がりでピークを更新し続けている。米国株は長い間持っていれば、大きな利益を生み出してくれていたのだ (過去30年の結果であり、今後の上昇は保証されないが)。

このことから、米国では、ロナルド・リード氏のように低所得の仕事しかしていなかったのに亡くなる頃には、10億円近い資産を所有していたなどの日本では信じられない話が珍しくない。

また、過去30年どころでは無く、200年前から見ても米国株は上昇し続けていることが確認される。資産運用がよく分からないという場合は、ひとまず米国株について情報収集するのが良いと思う。当然、米国株であれば何でも良いわけでは無いので、米国株式投資を始めるにも少しの勉強が必要だが、かなりの時短になると思われる。

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