配当金を狙う場合、増配率は非常に重要
SPYDの情報について衝撃を受けるものがありました。
私はこれまでSPYDはその年の最大の配当金を得られるETFであるため、定額で積み立てていけば10年後、20年後でも最も配当を受け取れるETFだと思っていました。
増配率を軽視していたのですね。毎年、他のETFよりも高い配当が得られるのだから、そうそう他のETFに配当金で抜かれることは無いだろう、と。
実際には、今月購入したSPYDとVYMの配当金が5年後には逆転している恐れがあるのです。この仕組みの理解が足りていなかったと反省ですね。
この辺りの例を過去の実績から分かり易くTK’sマネースクールのTKさんが解説されていましたので、動画を載せておきます。
この動画を見るとSPYDを購入する気持ちが大分減りますね・・。
SP500連動のインデックス投資の魅力が凄い
また、意外にもSP500連動のVOOが2011年時点で購入したものについては、SPYD並みの配当になっていることです。この事実を見ると、20年30年とETFを所有するつもりであれば、配当金狙いでもSPYDの選択肢は無くなってしまいますね。
あくまで5年以内など短期間での高配当を得るにはSPYDですが、長期の資産運用には向かないように思われます。
SPYDは、ダウの犬ならずSP500の犬との考えもありますが、これまでの成績を考えるとダウの犬のように市場平均(SP500)の成績を超える期待は出来なさそうですし・・。
それにしても株価上昇も期待出来る上に長期的には配当金まで期待出来るVOOは凄まじいですね。結局、SP500連動のインデックス投資が最強ということなのでしょうか (動画中の表にあるようにVTIもSP500以上を狙えそうですが)。